模試の英語偏差値が伸びないときに親がやるべきこと・やってはいけないこと

苦手克服コラム

こんにちは、英語塾コアラボ代表の染谷です。「うちの子、英語の勉強をしているのに、模試の偏差値が全然伸びなくて…親としてどうサポートすればいいんでしょうか?」。保護者面談でよく聞かれる相談です。模試の偏差値が伸びないとき、お子さんも焦っていますが、お母さんも不安になりますよね。

でも、焦って「勉強しなさい!」と言っても、逆効果になってしまうことが多いんです。実は、模試の偏差値が伸びないときこそ、親の関わり方が重要なんです。コアラボでも、親御さんと塾が連携してサポートすることで、偏差値が10以上伸びた生徒をたくさん見てきました。この記事では、模試の英語偏差値が伸びないときに親がやるべきこと・やってはいけないことを、具体的にお伝えしていきますね。

目次

模試の偏差値が伸びない「3つの原因」

模試の偏差値が伸びない原因は、大きく3つあります。この原因を知っておくことで、適切なサポートができるようになります。

原因①:学校の定期テストと模試の違いを理解していない

学校の成績はいいのに、模試偏差値が伸びないという現象は、決して珍しい話ではありません。むしろ、まじめに努力してきた子ほど陥りやすい落とし穴なんです。

【定期テストと模試の違い】

  • 定期テスト:範囲が決まっている
  • 模試:範囲ヒントなし

定期テストは「範囲が分かっている」特殊な環境です。この中で高得点を取るための勉強法は合理的です。しかし模試や入試では、その戦略は通用しません。例えば英語の文法テストで、範囲が「現在完了形」なら、「出題範囲」という外部情報を使って答えを出している状態です。模試では範囲なんて教えてくれません。だから本番では「なぜ現在完了形なのか?」を根拠から導く必要があります。

原因②:基礎が固まっていない

模試の点数が伸び始めるのは基礎をしっかり固め終わった後です。英語で言うと単語と文法だけやった状態では、あまり長文は読めませんよね。基礎を固めてきっていない状態では結果が出にくいので、早急にインプットを終わらせ、アウトプットに入っていきましょう。

【基礎とは何か】

  • 英単語:準2級〜2級レベルの単語
  • 英文法:最低限の文法項目
  • 英文解釈:SVOCMを正確に把握する力

原因③:正しい勉強ができていない

勉強はしているのに、模試の点数がいまいち伸びない…そんな時に、何をすればいいか?自分の勉強方法を見直してください。今の勉強を続けていって何週間後に点数がのびるか予想がつきますか?今の勉強で試験のどの部分の点数が伸びるかはっきりと言えますか?何をして、次に何をする。などの勉強計画が立てられていますか?模試の点数が伸びないという悩みから抜け出すには、これらのことを理解した上で今の勉強を見直す必要があります。

親がやってはいけない「3つのNG行動」

模試の偏差値が伸びないとき、親がついやってしまうNG行動があります。良かれと思った言動が、かえって子どものプレッシャーになることも少なくありません。

NG行動①:「点数だけで判断」する

保護者の多くは、子供の努力を応援したいと思っています。でも実際にはこうなりがちです。

【よくある声かけ】

  • 「90点?よく頑張った!」
  • 「60点?どうしたの?」

一見当たり前のやり取りですが、評価基準が点数だけになってしまうと、子供にこんな心理が生まれます。つまり、定期テストの範囲に全振り、模試や総合問題は後回しという戦略が、子供にとって最も安全で合理的になるのです。

NG行動②:過干渉になる

高校受験における親の役割として、過干渉と放任はどちらも避けるべきです。

【過干渉の例】

  • 勉強のやり方に細かく口を出す
  • 子どもの意見を聞かずに志望校を決める

過干渉は子どものやる気を削ぎます。適度な距離感を保ち、いつでも相談に乗れる姿勢を示すことが求められます。

NG行動③:他の子と比較する

「○○君は偏差値60なのに、うちの子は50しかない」というような比較は、お子さんのやる気を削いでしまいます。お子さんはお子さんのペースで成長しています。他の子と比較するのではなく、お子さん自身の成長を見てあげてください。

親がやるべきこと①:子どもの努力を認める

勉強しない高校生に保護者の方が一番最初にすべきことは、子どもの努力を認め、言葉に出して褒めることです。人は、認められることで前向きになることができるからです。

「結果」ではなく「努力」を褒める

ついつい「できていないところ」ばかり目についてしまいますが、「できているところ」や「頑張っていること」を積極的に見つけて、言葉にして伝えるようにすると効果的です。

【褒め方のコツ】

  • 「テストで80点取った」(結果)よりも
  • 「今日は昨日よりも長い時間勉強に取り組めた」(努力)
  • 「英単語暗記に7日間毎日取り組んだ」(努力)

どんなに細かいことであっても、良いところを見つけたらすぐにその場で褒めてあげてください。

親がやるべきこと②:親子のコミュニケーションを大切にする

勉強しない高校生に保護者の方がすべきことは、親子のコミュニケーションを大切にすることです。コマメに情報共有ができると、勉強に前向きになれない原因を見つけられる可能性が高いからです。

聞き役に徹する

親子のコミュニケーションでは、保護者の方が子どもに言いたいことを言うのではなく、子ども主体で話ができるように、適切な質問を投げかけるようにすることが大切です。保護者の方は聞き役に徹し、子どもがたくさん話せるようにできると有意義です。

【効果的な質問例】

  • 「今日はどんな勉強をしたの?」
  • 「どの教科が一番面白かった?」
  • 「何か困っていることはある?」

親がやるべきこと③:学習環境を整える

勉強しやすい環境にするにはどうするのがよいか一緒に考えたり、子どもが片づけやすい環境を整えたりすることです。

静かな学習環境を作る

勉強に集中できる静かな環境を整えることが大切です。

【学習環境のチェックリスト】

  • 勉強机の上が片付いているか
  • 静かな環境があるか
  • 勉強中はスマホをリビングに置くルールがあるか

例えば、「勉強中はスマホをリビングに置こう」「机の上を一緒に片付けよう」と提案してみてください。疲れていると勉強が手に付きませんし、勉強机や勉強部屋が散らかっていては気が散ってしまいます。

親がやるべきこと④:将来のことを一緒に考える

勉強しない高校生に保護者の方がすべきことは、将来のことや志望校について対話することです。将来やりたいことや、行きたい大学を見つけることができると、前向きに勉強に取り組めるようになるからです。

親子で対話する

大学や学部を選ぶことは、高校受験とは違って、将来の進路に直結する重要な選択となる可能性があります。子どもが将来やりたいことを見つけられるよう、保護者の方がサポートしてあげられると良いです。高校生であれば、具体的な将来の夢が見つからなくても大丈夫です。親子でたくさん対話することで、将来のイメージを少しでも具体化していけると良いです。

親がやるべきこと⑤:親自身が心に余裕を持つ

高校受験における親の役割として、親自身が心に余裕を持つことも挙げられます。親ができることは、冷静な視点を保ち、どっしりと構えて子どもを見守ることです。

親の不安は子どもに伝染する

親の不安やイライラは、言葉や態度に出て子どもに伝染します。親が落ち着いていつも通りに接することが、子どもにとっては何よりの安心材料になるでしょう。子どもの受験にのめり込みすぎず、親自身の趣味やリフレッシュの時間も大切にしてください。親が心身ともに健康でいることが、結果的に子どもへの一番のサポートになります。

コアラボ生の成功事例:偏差値40から60へ

ここまで、模試の英語偏差値が伸びないときに親がやるべきこと・やってはいけないことをお伝えしてきました。でも、「本当に効果があるの?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、実際にコアラボで偏差値が伸びた生徒の事例を2つご紹介します。

A君(高2男子)の場合:偏差値40から60へ

A君は、「英語の模試の偏差値が40で、勉強しているのに全然伸びない」と悩んでいました。お母さんも「この子、毎日勉強しているのに、なんで偏差値が上がらないの?」と不安そうでした。入塾後、まず勉強方法を見直しました。A君は単語と文法は勉強していましたが、長文の練習が足りていませんでした。

【A君の取り組み】

  • 毎日英単語100語を確認
  • 文法書の復習
  • 音読20分を日課に
  • 「音読→復習→再演習」ループを徹底

塾では、講師と一緒に長文を音読して復習する練習をしました。家庭では、お母さんが「結果」ではなく「努力」を褒めるように意識しました。「今日も音読20分できたね」「英単語100語、毎日続けているね」と声をかけてあげました。3ヶ月後の模試では、A君は偏差値60を取ることができました。A君は「音読を続けたことで、長文が読めるようになった」と笑顔で話してくれました。お母さんからも「結果だけでなく努力を褒めるようにしたら、子どもが前向きになりました」と嬉しいお言葉をいただきました。

B君(高1男子)の場合:偏差値30から60へ

B君は、「英語の模試の偏差値が30で、何から始めればいいのか分からない」と悩んでいました。お母さんも「この子、英語が苦手で、模試でいつも最下位なんです」と不安そうでした。入塾後、まず基礎から固めることにしました。

【B君の取り組み】

  1. 英単語・熟語を覚える
  2. 英文解釈
  3. 徹底した音読

塾では、講師と一緒に英単語を1日30分、英文解釈を2週間、音読を毎日行いました。家庭では、お母さんが学習環境を整えてあげました。勉強机の上を片付け、静かな環境を作りました。また、お母さんが親子のコミュニケーションを大切にし、毎日「今日はどんな勉強をしたの?」と聞いてあげました。1ヶ月後の模試では、B君は偏差値60を取ることができました。B君は「基礎から固めたことで、英語が分かるようになった」と話してくれました。

まとめ:親の関わり方が偏差値を変える

模試の英語偏差値が伸びないときに親がやるべきこと・やってはいけないことをまとめます。

【模試の偏差値が伸びない3つの原因】

  1. 学校の定期テストと模試の違いを理解していない
  2. 基礎が固まっていない
  3. 正しい勉強ができていない

【親がやってはいけない3つのNG行動】

  1. 「点数だけで判断」する
  2. 過干渉になる
  3. 他の子と比較する

【親がやるべき5つのこと】

  1. 子どもの努力を認める
  2. 親子のコミュニケーションを大切にする
  3. 学習環境を整える
  4. 将来のことを一緒に考える
  5. 親自身が心に余裕を持つ

英語塾コアラボでは、模試の英語偏差値が伸びないときのサポートを、塾での指導と家庭学習の両面から行っています。「うちの子、偏差値が伸びなくて…」と悩んでいるあなた、一緒に頑張りましょう。今日から、正しい関わり方で、お子さんの偏差値を上げてみませんか?

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