共通テスト英語の配点と戦略!苦手でも60→70%に届く学習方法とは?

苦手克服コラム

こんにちは、英語塾コアラボ代表の染谷です。「うちの子、模試で共通テスト英語が60%しか取れなくて…70%に届かせたいんです」。保護者面談で本当によく聞くお悩みです。あと10%、あと20点伸ばしたい。でも、どうすれば?そんな疑問を抱えていらっしゃいますよね。

実は、60%から70%への10%アップは、正しい戦略と学習方法で必ず達成できるんです。コアラボでも、この10%アップに特化した指導を行い、多くの生徒が目標を達成してきました。この記事では、共通テスト英語の配点を理解し、苦手でも60→70%に届く戦略的な学習方法を、具体的にお伝えしていきますね。

目次

共通テスト英語の配点と全体像を理解する

まず最初に、共通テスト英語の配点と全体像を正しく理解することが大切です。

リーディング・リスニング各100点の衝撃

共通テストでの英語の配点は、リーディング・リスニングともに100点ずつになります。センター試験では文法・読解が200点、リスニングが50点でしたので、共通テストでは、リスニングの重要性が非常に増しているんです。

ただし、大学によっては配点の比重を変更できるとされています。例えば、リーディング:リスニングを4:1や3:1に換算する大学もあります。志望校の配点比率を必ず確認してください。

2025年度の配点構成(新課程)

2025年1月18日に実施された共通テスト英語リーディングは、8問構成で出題されました。これまでの6問構成から大きく変更されたんです。

実際の2025年度配点構成:

リーディング(80分・100点)
第1問:6点(パンフレット・広告)
第2問:12点(ブログ記事)
第3問:9点(図表・イラスト)
第4問:6点(エッセイ添削)
第5問:18点(マルチパッセージ)
第6問:13点(複数文章・資料総合)
第7問:20点(伝記・物語文)
第8問:17点(評論文)

リスニング(60分・100点)
第1問:25点(短い発話)
第2問:16点(短い対話)
第3問:18点(質問に答える)
第4問:12点(図表完成)
第5問:15点(ワークシート完成)
第6問:14点(会話・議論)

60%と70%の決定的な違い

60%(120点)と70%(140点)の差は20点です。この20点を稼ぐために、どの大問を優先すべきか、戦略的に考える必要があります。

先日、高3のA君がコアラボに入塾してきました。模試では60%前後、「あと10%伸ばしたい」と。入塾時の分析で、「前半の大問を落としすぎている」ことが判明しました。前半を確実に取れば、70%に届くと判断し、そこに集中した結果、3ヶ月で目標達成できました。

60→70%への戦略!「拾える問題」を確実に取る

60%から70%への10%アップは、「難しい問題を解けるようになる」のではなく、「拾える問題を確実に取る」ことが鍵です。

戦略①:前半の大問1〜4を完璧にする

共通テストの前半(大問1〜4)は、広告やパンフレット、グラフや表などの実用的な文章が中心です。ここは「拾いやすい問題」が多いんです。

大問1〜4の合計配点は33点。ここを完璧にするだけで、60%から70%への道筋が見えてきます。コアラボでは、まずこの前半を確実に取る訓練を徹底します。

おすすめの時間配分は、大問1が5分、大問2が6分、大問3が5分、大問4が6分で、合計22分です。この時間内に解けるようになることを目指しましょう。

戦略②:リスニングで「2回読み問題」を確実に取る

リスニングは、第1問・第2問が2回読みです。ここは確実に得点すべきです。第1問・第2問の合計配点は41点。ここを落とさないだけで、リスニングで50点以上が見えてきます。

戦略③:苦手な大問は「捨てる勇気」

すべての大問を完璧にしようとすると、時間が足りなくなります。60%から70%を目指す場合、「苦手な大問は捨てる勇気」も必要です。

例えば、大問8の評論文(17点)が苦手なら、そこは後回しにして、前半の大問を確実に取ることに集中しましょう。時間配分を工夫することで、「取れる問題」を確実に取ることができます。

60→70%への学習方法①:単語を「3周回し」で完璧に

60%から70%への10%アップに最も効果的なのが、「単語力の強化」です。

なぜ単語なのか?

単語を知らない状態で英語で高い点数を取ることは不可能です。もう一度言います。単語を知らない状態で英語で点数を取るのは無理です。理由は簡単、単語を知らないと文章の意味が理解できないからです。

コアラボでも、60%で伸び悩んでいる生徒の多くが「単語力不足」です。単語を固めるだけで、一気に70%に届くケースが本当に多いんです。

「3周回し」で確実に定着

単語を覚えるコツは、「3周回し」です:

1周目→ 普通に通読して覚える(1日100語×20日=2,000語)
2周目→ 忘れた単語に印をつける(1日200語×10日)
3周目→ 印をつけた単語だけを集中学習(1日300語×7日)

コアラボでは、塾で毎回単語テストを実施し、家庭では毎日30分の単語学習を続けてもらいます。「朝15分、寝る前15分」が理想的です。

おすすめ単語帳

「システム英単語 Basic」がおすすめです。高校受験レベルの英単語から掲載されているので、中学から英語が苦手だった人でも利用可能です。見出し語+多義語で約1,650単語をマスターしましょう。

英単語は他の単語帳でもOKです。中学英単語+1,400語が目安です(例:ターゲット1900であれば1,500単語まで)。キリのいいところまで、すべて覚えましょう。

60→70%への学習方法②:文法を「確認用」として使う

文法は、「最初から全部やり直す」のではなく、「長文でつまずいた箇所を確認する用途」として使うのがベストです。

文法問題は出ないが、文法力は必須

共通テストでは文法問題が出題されなくなりましたが、文法力は絶対に必要です。文法の知識があやふやなまま問題を解いていると、正確な解答ができず、ミスが多くなります。

おすすめの文法書

関正生先生の「英文法Polaris 1」(共通テスト向け)がおすすめです。解説がわかりやすく、長文を読む際に「わからなかった文法」を調べて納得できる構成なんです。

コアラボでは、生徒が長文を読んでいてつまずいた箇所を一緒に確認し、「ここは何の文法?」と質問しながら、理解を深めていきます。

60→70%への学習方法③:過去問で「時間感覚」を養う

60%から70%への10%アップには、「時間配分の最適化」が不可欠です。

過去問を「本番同様」に解く

まずは、最新の過去問を解き、傾向や今後身につけなければならない能力を把握します。

過去問実施の手順:

1. 規定時間内で解く
2. 時間オーバーで解けなかった問題が、時間があれば解けたかどうかを確認する
3. 規定時間内での得点と、時間があれば解けた問題なのかを確認する
4. 解説をみて、解説が理解できるか確認する

コアラボでは、過去問を解いた後、講師と一緒に詳しく分析します。「なぜ時間が足りなかったのか」「どの大問に時間をかけすぎたのか」を明確にすることで、次回の時間配分を最適化できるんです。

「拾える問題」を見極める訓練

過去問を解くことで、「どの問題が拾いやすいか」を見極める訓練になります。例えば、大問1のパンフレット問題は、設問を先に読めば、必要な情報をピンポイントで探せます。このような「解き方のコツ」を、過去問演習で身につけることが大切です。

60→70%への学習方法④:リスニングで「聞き取れる音」を増やす

リスニングは、「慣れ」が命です。毎日英語を聞く習慣をつけましょう。

シャドーイング・音読で「話せる=聞ける」

とにかく、毎日英語を聞くことです。そして、音声に合わせた速度でシャドーイングや音読をすると良いと思います。なぜなら、自分で話せることは聞き取ることもできるからです。

コアラボでは、授業の最初の10分を必ずリスニングタイムにしています。教科書付属の音声を使って、シャドーイング練習をします。家庭でも、毎日10分のシャドーイングを習慣にしてもらいます。

「2回読み問題」を確実に取る訓練

リスニングの第1問・第2問は、2回読みです。1回目で大まかな内容を把握し、2回目で細部を確認する。この「2回読み戦略」を、過去問演習で身につけましょう。

親ができる最高のサポート術

60%から70%への10%アップには、家庭でのサポートが鍵になります。

サポート①:毎日の学習時間を確保する

60%から70%への10%アップには、毎日の積み重ねが不可欠です。「今日は疲れたから明日やろう」では、目標達成は遠のきます。

おすすめの学習時間:
平日:1時間(単語30分、過去問演習30分)
土日:2時間(過去問演習1時間、復習1時間)

この時間を確保できるよう、お母さんがスケジュールを一緒に立ててあげてください。「夕食後の1時間は英語タイム」など、習慣化することが大切です。

サポート②:「見える化」で成長を実感

カレンダーに「今週の模試の点数」を記録していきましょう。60%→62%→65%→68%→70%と、少しずつ上がっていく様子を見えることで、達成感を味わえます。

また、「覚えた単語カウンター」を壁に貼るのもおすすめです。「今週は200個覚えた!」と視覚的に確認できると、やる気が維持できます。

サポート③:塾との連携を密にする

塾で何を学んでいるのか、どんな宿題が出ているのか、お母さんも把握しておくことが大切です。コアラボでは、お子さんの学習状況を詳しくお伝えしています。塾と家庭が連携することで、お子さんも「サポートされている」と感じ、安心して学習に取り組めるんです。

コアラボ生の成功事例:60%→70%達成!

事例①:3ヶ月で60%→72%!高3・B君のケース

B君(高3男子)は、模試で共通テスト英語が60%前後。「あと10%伸ばしたい」と入塾してきました。

入塾後、まず「単語力強化」に集中。「システム英単語 Basic」を3周回し、1,650語を完璧にマスターしました。塾で毎回単語テストを実施し、家庭では毎日30分の単語学習を続けてもらいました。

2ヶ月目から過去問演習に移行。塾で時間を測って解き、「どの大問に時間をかけすぎたのか」を分析しました。特に、前半の大問1〜4を22分以内に解く訓練を徹底しました。

3ヶ月後の本番では、72%を獲得!B君は「単語を固めたら、一気に読めるようになった」と笑顔で話してくれました。

事例②:リスニングで大躍進!高3・Cさんのケース

Cさん(高3女子)は、リーディングは65%取れるのに、リスニングが55%しか取れず、総合で60%でした。

入塾後、「リスニング強化」に集中。塾で毎回シャドーイング練習を実施し、家庭では毎日10分のシャドーイングを習慣にしてもらいました。

2ヶ月後の模試では、リスニングが75%に!総合で70%を達成しました。Cさんは「毎日シャドーイングを続けたら、英語が聞き取れるようになった」と話してくれました。

まとめ:60→70%への10%アップは戦略次第

60%から70%への10%アップは、正しい戦略と学習方法で必ず達成できます。

今日ご紹介した戦略と学習方法をまとめます:

【配点と全体像】
・リーディング・リスニング各100点
・2025年度は8問構成(新課程)
・60%(120点)と70%(140点)の差は20点

【60→70%への戦略】
・前半の大問1〜4を完璧にする(33点)
・リスニングで「2回読み問題」を確実に取る(41点)
・苦手な大問は「捨てる勇気」

【学習方法①】単語を「3周回し」で完璧に
・システム英単語 Basicを3周
・1日100語×20日=2,000語
塾:毎回単語テスト / 家庭:毎日30分の単語学習

【学習方法②】文法を「確認用」として使う
・Polaris 1で長文でつまずいた箇所を確認
塾:文法の理解度チェック / 家庭:復習

【学習方法③】過去問で「時間感覚」を養う
・本番同様に解く
・「拾える問題」を見極める
塾:過去問分析 / 家庭:時間を測って演習

【学習方法④】リスニングで「聞き取れる音」を増やす
・毎日シャドーイング
・「2回読み問題」を確実に取る
塾:シャドーイング練習 / 家庭:毎日10分の習慣

【親ができるサポート】
・毎日の学習時間を確保する
・「見える化」で成長を実感
・塾との連携を密にする

英語塾コアラボでは、60%から70%への10%アップに特化した指導を、塾での指導と家庭学習の両面からサポートしています。「あと10%伸ばしたい」と思っているあなた、一緒に頑張りましょう。今日から、戦略的に、60→70%を目指してみませんか?

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