【高校生向け】分詞が補語になるときのポイントと苦手を克服できる例文10選

高校英語の苦手克服

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英語が苦手な高校生のあなたへ!補語になる分詞を徹底解説

英語の苦手な高校生に向けたこの記事では、「補語の働きをする分詞」について、基礎から丁寧に解説します。具体的な例文を10個用いて、分詞の役割や使い方をわかりやすく説明し、英語力の向上をサポートします。

現在分詞と過去分詞の違い

現在分詞と過去分詞の違いは、主にその形と意味にあります。現在分詞は動詞の原形に「-ing」を付けた形で、進行中の動作や状態を表します。例えば、「running」(走っている)や「singing」(歌っている)などです。
一方、過去分詞は動詞の原形に「-ed」や不規則な形を取るもので、完了した動作や受動態を表します。例えば、「broken」(壊れた)や「written」(書かれた)などです。
現在分詞は能動的な意味を持ち、名詞を修飾する際に使われることが多いのに対し、過去分詞は受動的な意味を持ち、受動態や完了形で使われます。

補語としての分詞の役割

補語としての分詞は、主に主格補語と目的格補語として使われます。
主格補語の場合、分詞は主語の性質や状態を説明します。例えば、「The baby kept crying」(その赤ん坊は泣き続けた)では、現在分詞「crying」が主語「The baby」を補足しています。
一方、目的格補語では、分詞が目的語の性質や状態を説明します。例えば、「I saw him playing tennis」(私は彼がテニスをしているのを見た)では、現在分詞「playing」が目的語「him」を補足しています。
過去分詞も同様に使われ、「He had his hair cut」(彼は髪を切ってもらった)では、過去分詞「cut」が目的語「his hair」を補足しています。

目的格補語の解説

目的格補語(object complement)は、目的語の性質や状態を説明する語句で、第5文型(SVOC)におけるCに該当します。
例えば、「They elected him president」(彼らは彼を大統領に選んだ)では、「president」が目的格補語として「him」を補足しています。
目的格補語には名詞や形容詞が使われることが多く、例えば「We found the movie interesting」(私たちはその映画を面白いと感じた)では、「interesting」が目的格補語として「the movie」を補足しています。
また、分詞も目的格補語として使われ、「I saw her dancing」(私は彼女が踊っているのを見た)では、「dancing」が目的格補語として「her」を補足しています。

主格補語の解説

主格補語(subject complement)は、主語の性質や状態を説明する語句で、第2文型(SVC)におけるCに該当します。
例えば、「He is a doctor」(彼は医者だ)では、「a doctor」が主格補語として「He」を補足しています。
主格補語には名詞や形容詞が使われることが多く、例えば「She seems happy」(彼女は幸せそうだ)では、「happy」が主格補語として「She」を補足しています。
また、分詞も主格補語として使われ、「The baby kept crying」(その赤ん坊は泣き続けた)では、現在分詞「crying」が主格補語として「The baby」を補足しています。
過去分詞も同様に使われ、「The door remained closed」(そのドアは閉じられたままだった)では、過去分詞「closed」が主格補語として「The door」を補足しています。

補語分詞の例文解説

補語になる分詞の例文とその和訳、解説を以下の表にまとめました。これらの例文を通じて、分詞が補語としてどのように機能するかを理解しましょう。

例文和訳解説
He sat watching TV.彼はテレビを観ながら座っていた。現在分詞「watching」が主格補語として「He」を補足しています。
I found him smart.私は彼が頭がいいことに気づいた。形容詞「smart」が目的格補語として「him」を補足しています。
The baby kept crying.その赤ん坊は泣き続けた。現在分詞「crying」が主格補語として「The baby」を補足しています。
I saw him playing tennis.私は彼がテニスをしているのを見た。現在分詞「playing」が目的格補語として「him」を補足しています。
He sat surrounded by dogs.彼は犬に囲まれて座っていた。過去分詞「surrounded」が主格補語として「He」を補足しています。
I saw him surrounded by dogs.私は彼が犬に囲まれているのを見た。過去分詞「surrounded」が目的格補語として「him」を補足しています。
The door remained closed.そのドアは閉じられたままだった。過去分詞「closed」が主格補語として「The door」を補足しています。
They elected him president.彼らは彼を大統領に選んだ。名詞「president」が目的格補語として「him」を補足しています。
We found the movie interesting.私たちはその映画を面白いと感じた。形容詞「interesting」が目的格補語として「the movie」を補足しています。
She seems happy.彼女は幸せそうだ。形容詞「happy」が主格補語として「She」を補足しています。

これらの例文を参考に、分詞が補語としてどのように使われるかを理解し、実際の英語表現に役立ててください。

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